悪魔が囁く時

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第一話 単体試験
私、瑞姫は彼と一緒に実験室に来ていた。
実験室の壁には様々な形のバイブや拘束具が所狭しと並んでいた。
そして分娩台やスケベ椅子、三角木馬などなど…見慣れているとは言え、気分がいいものではない。

「ふう…。」
「何をため息ついているんだ、瑞姫。」
「だってぇ…仕事とは言えこれからやることを考えると…ねぇ…。」
「何だよ、さっきは親父の前であんなに興奮していたくせに。」
「あの時はあの時よ。グッズに懸ける情熱がふつふつとわきあがったから…。」
「とりあえずソコに座ってくれないか。」
彼が指差したのは分娩台のような両足を乗せて股を広げるための椅子だった。
男の前でアソコを広げるのはちょっと恥ずかしいけど彼が相手ならそれほど苦にならない。
私はスカートとストッキングを脱ごうと部屋の奥にある脱衣所に行こうとした。

「瑞姫、どこへ行くんだよ。」

突然彼が私の肩をつかんだ。

「え?」

私はワケがわからなかった。
「アノ椅子に座ってくれって言っただろ。もしかしてトイレに行きたいのか?」
「そうじゃないわよ。脱衣所でストッキングやパンティを脱がないと…。」
「だめだ。」
「だめって…あのねぇ、このままの格好で座ったらバイブを装着できないでしょ?」
「どうしても拒むならこの臨床試験は他の人に頼むだけだ。」
「もう…仕方ないわね。座ればいいんでしょ、座れば。」
「よっしゃぁ…。」

一瞬、彼のメガネの奥がきらりと光ったような気がしたが…まぁいいか。

私はそのままの格好で分娩台に座ると両足を足台に引っ掛け固定した。
スカートがめくれ、股間が広がった。
「いいねぇ…その格好。」
「恥ずかしいじゃない…。」
「瑞姫、手を後ろに組んでくれないか。」
「こうかな…。」
「それでいい。ちょっとじっとしててくれ。」

彼は私の後ろに回るなり手を掴むと金属のような冷たいものを近づけ力を入れた。

カチャン、カチャン…。



「ちょっと何するのよ。」
「暴れるといけないから後ろから固定させてもらった。」

彼は再び私の前に移動するとにやりとした。
さっきの金属のような冷たい感触は手錠だったのだ。

「固定って…このままじゃストッキングだって脱げないわよ。」
「そこは考えてあるさ。」

彼はそう言って分娩台の脇に置いてあったカッターを取り上げるとこちらにちらつかせた。

「ま、まさか…。」
彼はカッターを持って股間のまん前に近寄った。
「そう、瑞姫の考えている通りのことさ。」
「や、やめなさいよ。」



股間を覆うストッキングをつまむとカッターで切込みを入れて行く。

「余計なモザイクは入れたくないからね。痛くしないから安心したまえ。」
「そう言う問題じゃないわよ。大体モザイクってな…!!」

目の前に監視用のデジタルビデオが至る所に置かれていた。

「…。」
「そうそう、そうやって大人しくしていればいい…。」



「いよいよコイツを入れるぞ。」

彼は私にスティックを見せてくれた。
見た感じどこにでもありそうな音楽用のメモリプレイヤーに似ていた。
「それがバイブ?ずいぶんおしゃれね。」

彼はおもむろに銀色のキャップを摘むと上に引っ張った。
一瞬、彼の言った意味がわからなかったが次の行動でわかった。
キャップの中からぶにぷにした紫色の先端が出てきた。
アレを連想させるにはそう時間がかからなかった。

私はそのぷにぷにした物体に釘付けだった。

「ほら、早く試験を終わらせないと膣内が乾いちゃうよ。」

クスコでアソコを開けたままにするのはまずい。
彼は紫色のスティックをピンセットで挟むとクスコの奥に差し込んだ。

「入った…クスコを抜くぞ。」
挿入したメモリプレイヤーを抑えつつ、ねじを緩めながらゆっくりとクスコを引き抜いていった。
「これでよし。」



アソコからメモリプレイヤーの先端が顔を出していた。
「えぇ?まだ全部入ってないよ。」
「いいんだ。今からスイッチを入れるから。」
「スイッチ?」
「コイツは音楽が聴けるんだ。すごいだろ?」
「音楽?ヘッドホンがないけど。」
「それなら問題ない。膣伝導で音楽を聞かせるからな。」
「ち、膣伝導?」
「骨伝導ってあるだろ?あれを応用したんだ。」
「そんな、膣を使って音楽が聴けるワケないじゃないの。」
「いいから黙って聴きやがれ!」

ピッ!

「今、ピッって音が鳴らなかった?」
「そうか、聞こえたか。今スタートボタンを押したんだがその音が聞こえたみたいだな。」
「聞こえたみたい?」
「言っただろう、これは膣伝導なんだって…ほら、静かにして…。」
「わかった…。」

おなかの方から何か音楽が聞こえてきた。
「ピアノの伴奏が聞こえるわね。」
「大成功だな。」
「ねぇ、これって音楽を聞かせるだけ?バイブじゃないの?」
「もうじきわかる。」
「そうなんだ…あ、今度はロックね…え?」

突如おなかがブルブルと震えだした。
「いやぁ!な、何これ。ローターみたいにブルブルしてるぅ…。」
ようやくバイブとして機能し始めたようだ。

「実は曲によって震え方が違うのだよ。」
「そうなの?あぁ…これいい!」
「喜ぶのはまだ早いぞ。」
曲がヘビメタ調に変わった。
さっきまで横に震えていたところが今度は縦に伸び縮みするようになった。



「あぁ、何これ、すごい、激しすぎるぅ!!スティックの癖に本物以上にすごいじゃない。」

曲調がさらに激しさを増していった。
同時にスティックの振動が激しくなっていく。
「はぁ!はぁ!んぁ、いやぁ!」
曲が終わりに近づいてきたのか、バイブは縦に振動しながら回転しているかのようにうねり始めた。
「あ、あぁ、い、イク、イク、イッちゃうよぉ!」
そして私は曲が終わると同時に最高潮に達した。
「あぁ!イクぅーーーーーーーー!!」

続きは製品版でお楽しみ下さい。


(注意書き) 1.本編は瑞姫(一部他視点あり)一人称で展開しています。 2.本作に出てくる地名、人名、アイテム名称などに違和感を覚える方は適宜脳内で変換して下さい。 3.代理出産やクローン、受精の機械化について推進または否定するものではありません。 4.今回は羞恥プレイを楽しむのが目的なのでまったく脱ぎませんが断面図を多数収録しています。 5.本作中には現実にありそうなアイテムや理論が出てくることがあります。 すべて一サークルによる妄想…ファンタジーの一環とご理解下さい。 理解できない方はダウンロード販売と言う性質上、返金はできませんので他を当たって下さい。
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